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2007年05月 アーカイブ

2007年05月31日

第59回大会(2008年度)開催校および主題別討議について

第59回大会(2008年度)は、筑波大学(茨城県つくば市天王台1-1-1)にて開催することが、第29期第2回評議員会で決まりました。第59回大会(2008年度)より、主題別討議が開催されます。その公募要領が次のように決定しました。

第59回大会主題別討議の企画案は、書面あるいはメールにて2007年8月20日までに事務局宛にご提出ください。(書面の場合は締め切り日必着、メールの場合は送信日時が締め切り日内のものまでを受け付けます)


主題別討議公募要領


2008年の日本倫理学会第59回大会から、第一日目(土曜)の午後、会員総会の前の約二時間半をあてて、当面三つの主題のもとで「主題別討議」を並行して行うことになりました。(その結果、会員の自由発表の枠を従来どおりに確保するため、これまでの「共通課題」のもとでの発表と討議は、第二日目(日曜)の午後に縮小されます)。

この新たな「主題別討議」は、従前の「共通課題」討議の趣旨および意義を継承しつつも、これまでとは異なった方式を採用することによって、より濃密な討議の空間を創出しようとするものであり、評議員会によって決定され実行されます。したがって、「主題別討議」は、会員の自由な企画に委ねることをもととする「ワークショップ」とは、その性格を異にします。しかし、評議員会は、その企画にあたっては、ひろく会員から提案をいただきたいと考えております。

つきましては、以下の要領にて、企画案をお寄せください。評議員会は、いただいたご提案をもとに十分な審議をつくし、会員諸氏の参加意欲を喚起しうるような「主題別討議」のプログラムの策定に努めますので、どうぞ奮ってご応募ください。

ただし、各主題での討議の実行委員は、評議員会にて決定いたします。いただいたご提案に沿った形でプログラムが策定されたときには、ご提案いただいた会員に、実行委員となってくださることをお願いすることになろうかと思われますが、いくつかのご提案を総合して策定されたプログラムにかんしては、どなたか適切な方に実行委員をお願いすることになります。この点も予めご了承ください。

   企画案にお書きいただくこと

1.主題、およびそのもとで討議するにあたっての問を、簡潔にお書きください。
2.その主題のもとで、共同で討議することの意義
現代の研究動向をどう捉えた結果、当の主題のもとで討議することの意義をお認めになったのか、を簡潔に記してください。
3.その主題について、目下考えられる諸主張とそれらの論拠を(可能であれば、プロとコントラの形で)お書きください。
4.上記の主張にそくした提題の候補者
お名前と、その主題に関連する業績数点を記してください。

* 企画案のフォーマットについては、特に定めませんが、以上の4項目について、長くてもA4にて2枚以内でお願いします。


特別企画(欧文誌)について

特別企画として欧文誌を刊行します。編集委員は、大庭 健、関根清三、立花希一、水谷雅彦の4名の方に委嘱することになりました。


公募要領は、こ ち らにございますので、ご参照ください。

年報編集委員・和辻賞選考委員・自由課題発表審査委員

留任されるのは、伊集院利明、出村和彦、平石隆敏、村上隆、山崎純の5名の方です。
審議の結果、新たに、宇佐美公生、田中久文、柘植尚則、船木 亨、森下直貴の5名の方に委嘱することになりました。

第58回大会(2007年度・於新潟大学)プログラム

第58回大会(2007年度)大会は新潟大学にて、次の要領で開催されます。詳しいプログラムは、自由課題発表の決定後、第2回会報(9月発行予定)に掲載いたします


【ワークショップ】 
期日 2007年10月12日(金) 18:00~20:00
会場 クロスパル新潟クロスパル新潟

 1. グローバリゼーションと愛国心(*加藤泰史)
 2. リスクに関する意思決定と社会的合理性(*蔵田伸雄)
 3.環境危機と地球倫理 (*平田俊博)
           *( )内は責任者です。


【自由課題発表】
期日 2007年10月13日(土)
会場 新潟大学(五十嵐キャンパス)


【総会・懇親会】
期日 2007年10月13日(土)
会場 新潟大学(五十嵐キャンパス)


【共通課題】   
期日 2007年10月13日(土)
会場 新潟大学(五十嵐キャンパス)
テーマ 『老い』

第58回大会(2007年度)共通課題「老い」

第58回大会(2007年度・於新潟大学)共通課題「老い」は、現在次のように開催する予定です。

共通課題「老い」

設定の趣旨:少子高齢化社会到来の危機感が煽られ、年金や介護保険制度の改革が叫ばれている。その傍らで、現代の「老い」はますます多様化し、高齢者の暮らしの「格差」も拡大の一途をたどっている。そうした現在にあって、「老い」を若さや能力の減退として見切り、保健医療や人口統計の対象として扱うのではなく、その積極的な価値を掘り起こし、世代間のつながり・支え合いの倫理を再編成する作業が人文学(とりわけ倫理学)に求められているのではあるまいか。本共通課題は、古今東西の倫理思想を探究してきた本学会の叡智を結集し、「老い」の厚みと広がりを解明することをねらいとする。

【老いの伝統】
1 荻野弘之(上智大学)   西洋思想における老いの諸相
2 吉村均(財団法人・東方研究会)   老いの苦と仏教――東洋の伝統から

【老いの文学】
3 木村純二(弘前大学)   隠遁と老い
4 大町公(奈良大学)   戦後日本の老いと介護――「介護文学」作品を手がかりに

【老いの倫理】
5 天田城介(立命館大学)   「〈老い〉の倫理学」の社会学序説
6 黒住眞(東京大学)   「老い」について――倫理思想史からの問い

*詳しいプログラムについては大会報告集にてお伝えする予定です。
(課題実行委員:池上哲司、片山洋之介、川本隆史、頼住光子)

最新のプログラムは、こ ち らにございますので、ご参照ください。

第58回大会(2007年度)自由課題発表・年報論文の募集について

第58回大会(2007年度・於新潟大学)自由課題発表、および、倫理学年報第57集(2008年3月発行)の応募については、次の通りです。


A 第58回大会(2007年度・於新潟大学)自由課題発表について
研究発表希望の方は、発表要旨を1,200字以内にまとめたものを11部用意して、2007年7月20日までに事務局宛にお送りください。テーマは倫理学に関するものとします。採用内定については8月初旬頃にお知らせします。


B 倫理学年報第57集(2008年3月発行)論文募集について
日本語の場合は40字×30行×15枚、英独仏いずれかの欧文の場合は8,000語以内の原稿を、正1部副10部を2007年8月31日までに事務局宛にお送りください。論文募集の詳細については倫理学年報第56集303頁、もしくは本サイトの応募規定をご覧ください。審査結果は12月中旬頃にお知らせします。

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