第59回大会(2008年度)は、筑波大学(茨城県つくば市天王台1-1-1)にて開催することが、第29期第2回評議員会で決まりました。第59回大会(2008年度)より、主題別討議が開催されます。その公募要領が次のように決定しました。
第59回大会主題別討議の企画案は、書面あるいはメールにて2007年8月20日までに事務局宛にご提出ください。(書面の場合は締め切り日必着、メールの場合は送信日時が締め切り日内のものまでを受け付けます)
主題別討議公募要領
2008年の日本倫理学会第59回大会から、第一日目(土曜)の午後、会員総会の前の約二時間半をあてて、当面三つの主題のもとで「主題別討議」を並行して行うことになりました。(その結果、会員の自由発表の枠を従来どおりに確保するため、これまでの「共通課題」のもとでの発表と討議は、第二日目(日曜)の午後に縮小されます)。
この新たな「主題別討議」は、従前の「共通課題」討議の趣旨および意義を継承しつつも、これまでとは異なった方式を採用することによって、より濃密な討議の空間を創出しようとするものであり、評議員会によって決定され実行されます。したがって、「主題別討議」は、会員の自由な企画に委ねることをもととする「ワークショップ」とは、その性格を異にします。しかし、評議員会は、その企画にあたっては、ひろく会員から提案をいただきたいと考えております。
つきましては、以下の要領にて、企画案をお寄せください。評議員会は、いただいたご提案をもとに十分な審議をつくし、会員諸氏の参加意欲を喚起しうるような「主題別討議」のプログラムの策定に努めますので、どうぞ奮ってご応募ください。
ただし、各主題での討議の実行委員は、評議員会にて決定いたします。いただいたご提案に沿った形でプログラムが策定されたときには、ご提案いただいた会員に、実行委員となってくださることをお願いすることになろうかと思われますが、いくつかのご提案を総合して策定されたプログラムにかんしては、どなたか適切な方に実行委員をお願いすることになります。この点も予めご了承ください。
企画案にお書きいただくこと
1.主題、およびそのもとで討議するにあたっての問を、簡潔にお書きください。
2.その主題のもとで、共同で討議することの意義
現代の研究動向をどう捉えた結果、当の主題のもとで討議することの意義をお認めになったのか、を簡潔に記してください。
3.その主題について、目下考えられる諸主張とそれらの論拠を(可能であれば、プロとコントラの形で)お書きください。
4.上記の主張にそくした提題の候補者
お名前と、その主題に関連する業績数点を記してください。
* 企画案のフォーマットについては、特に定めませんが、以上の4項目について、長くてもA4にて2枚以内でお願いします。