第58回大会を下記の要領で開催します。皆様のご参加をお待ちしています。詳しいご案内は、9月中にお届けいたします予定の会報第2号および大会報告集をご覧ください。
1 期日 2007年10月12日(金)~14日(日)
2 会場 新潟大学五十嵐キャンパス総合教育研究棟、およびクロスパル新潟
3 日程 下に示すプログラムをご参照ください。
4 参加について 非会員の大会参加も可能です。
その際は大会当日受付にて『大会報告集』を500円で購入していただきます。
5 懇親会について 懇親会の会費は5,000円を予定しています。
6 昼食について 10月13日(土)・14日(日)は、新潟大学生協第二食堂が開いて
おりますので、そちらをご利用いただくことができます。
10月12日(金) ワークショップ 18時~20時 (クロスパル新潟) |
会場:クロスパル新潟 <案内図>
[自由課題発表等とは会場が異なりますのでご注意ください]
1. グローバリゼーションと愛国心 (加藤泰史/405講座室)
2. リスクに関する意思決定と社会的合理性 (蔵田伸雄/403講座室)
3. 環境危機と地球倫理 (平田俊博/305講座室)
*括弧内は責任者。
10月13日(土) 自由課題発表 (新潟大学総合教育研究棟F棟・9:30受付開始、10:00開会) |
キャンパスマップ及び案内図(五十嵐キャンパス)
★第1会場 (F270教室)
10:00-10:40 宮崎 文典 プラトン『ゴルギアス』における非理性的なものの位置
10:50-11:30 小島 和男 『クリトン』におけるソクラテスの正義
(以上、司会者 桑原直己)
12:40-13:20 土屋 靖明 ベルクソンの子ども観 ―自由で開放された活動的な自然的事象―13:30-14:10 杉本 隆久 自由の現象学―メルロ=ポンティ哲学における自由の円環、 或いは負債と呼応の互酬性について―
14:20-15:00 佐藤 香織 証人としての主体性 ―レヴィナスにおける証言論
(以上、司会者 古茂田宏)
★第2会場 (F272教室)
10:00-10:40 中野 裕考 カントにおける自己触発論の倫理学的帰結
10:50-11:30 浜野 喬士 「趣味のアンチノミー」と「超感性的基体」
―カント『判断力批判』における自然と自由―
12:40-13:20 宮村 悠介 実践理性と自己認識
―カント倫理学における自由の問題をめぐって
(以上、司会者 平田俊博)
13:30-14:10 鈴木 伸国 知と懐疑の間に ―知識学における知の定言的成立―14:20-15:00 能登谷 美佳 「活動性」と「所産」の間で----シェリングの自然「哲学」の視座
(以上、司会者 山口誠一)
★第3会場 (F273教室)
10:00-10:40 小城 拓理 ロックにおける統治の解体ついて
10:50-11:30 林 誓雄 ヒュームと道徳的行為の動機付け
12:40-13:20 矢嶋 直規 ヒュームにおける「道徳の理由」―「狡猾な悪人」をめぐって
(以上、司会者 勢力尚雅)
13:30-14:10 矢島 壮平 二つのレベルの有用性 ―アダム・スミスの功利的デザイン論14:20-15:00 神島 裕子 正義の道徳的基礎としてのケイパビリティ・アプローチ
―ヌスバウムによる契約論との比較とその検討―
(以上、司会者 星野 勉)
★第4会場 (F274教室)
10:00-10:40 伊藤 孝 社会科学の方法論
10:50-11:30 野崎 泰伸 生の無条件の肯定と「境界線の正義論」
12:40-13:20 遠藤 耕二 「他者をその社会の中で許容すること」の意味
―寛容の今日的意義の倫理学的検討
(以上、司会者 藤野 寛)
13:30-14:10 御子神 隆也 意味解釈と自己創出に表れる生命の超越性に関する一考察14:20-15:00 眞嶋 俊造 武力紛争において民間人に危害を加えることに関する一考察
15:10-15:50 髙田 一樹 企業の社会的責任における倫理の領分
(以上、司会者 水谷雅彦)
★第5会場 (F372教室)
10:00-10:40 中村 美智太郎 シラーにおける調和的思考
10:50-11:30 入谷 秀一 生の肯定か否定弁証法か ―ニーチェとアドルノ
12:40-13:20 吉田 真哉 他者との出会い ―ヤスパース「実存的交わり」の観点から―
(以上、司会者 平木幸二郎)
13:30-14:10 三浦 隆宏 思考は悪を抑制できるか―道徳性をめぐるアーレントの議論について
14:20-15:00 宮野 晃一郎 フーコーとウィリアムズ ―近代道徳への批判者として―
15:10-15:50 都築 貴博 ウィリアムズにおける全一性と道徳的行為者性
(以上、司会者 千葉 建)
★第6会場 (F373教室)
10:00-10:40 今村 純子 芸術と倫理 ~村上春樹初期作品をめぐって~
10:50-11:30 藤本 良伺 集団的道徳責任の可能性
(以上、司会者 五十嵐沙千子)
12:40-13:20 小椋 宗一郎 全ての〈人間〉は〈人格〉か?―「パーソン論」に対するドイツからの応答
13:30-14:10 柴田 悠 自己決定主義の内在的限界とその克服
14:20-15:00 吉武 久美子 意思決定における倫理的行動原理
―自律の原則から合意の原則へ
(以上、司会者 大庭 健)
★第7会場 (F374教室)
10:00-10:40 尾形 弘紀 見え、かつ見えない神
―仁和寺蔵「僧形八幡神影向図」にみる神の表象の屈折―
10:50-11:30 小濱 聖子 白隠の戒観 ―仏教の本質論に関連して―
12:40-13:20 桐原 健真 直線と円環 ―吉田松陰の死
(以上、司会者 清水正之)
13:30-14:10 山本 伸裕 清沢満之の他者理解14:20-15:00 須佐 俊吾 苦しむ神の思想 ―和辻哲郎・折口信夫・西田長男―
15:10-15:50 白井 雅人 宗教と道徳 ―後期西田哲学における自己の成立―
(以上、司会者 氣多雅子)
10月13日(土) 会員総会 16時00分~17時00分 (総合教育研究棟G410第一視聴覚教室) |
・議長選出
・会長挨拶
・次年度科学研究費配分委員候補者選挙
・平成18年度決算及び監査報告
・平成19年度予算
・一般会務報告
・和辻賞選考結果報告
・第59回大会開催校について(開催校代表挨拶)
・その他
10月13日(土) 懇親会 18時00分~19時30分 (ホテル新潟) |
会場:ホテル新潟 <案内図>
※総合教育研究棟からホテル新潟への移動手段は無料貸切バスがございます。
10月14日(日)共通課題 「老い」 (総合教育研究棟G410第一視聴覚教室・9:30受付開始、10:00開会) |
キャンパスマップ及び案内図(五十嵐キャンパス)
10:00~10:15 課題設定の趣旨および議論のすすめ方について 川本隆史(東京大学)
【老いの伝統】
10:15~10:45 西洋思想における老いの諸相 荻野弘之(上智大学/中世思想研究所長)
10:45~11:15 老いの苦と仏教 ―東洋の伝統から― 吉村 均(財団法人・東方研究会)
以上司会:神崎 繁(専修大学)
【老いの文学】
11:20~11:50 隠遁と老い 木村純二(弘前大学)
11:50~12:20 戦後日本の老いと介護 ―「介護文学」作品を手がかりに 大町 公(奈良大学)
以上司会:長野美香(聖心女子大学)
【老いの倫理】
13:10~13:40 「〈老い〉の倫理学」の社会学序説 天田城介(立命館大学)
13:40~14:10 「老い」について ― 倫理思想史からの問い 黒住 真 (東京大学)
以上司会:中岡成文(大阪大学)
【シンポジウム】
14:30~14:45 総括コメント 池上哲司(大谷大学)
14:45~15:15 報告者リプライ
15:15~16:30 全体討議
総合司会 片山洋之介 (元・茨城大学)
頼住光子(お茶の水女子大学)