日本倫理学会第59回大会(2008年度)から、第一日目(土曜)の午後、会員総会の前の約二時間半をあてて、当面三つの主題のもとで「主題別討議」を並行して行います。(その結果、会員の自由発表の枠を従来どおりに確保するため、これまでの「共通課題」のもとでの発表と討議は、第二日目(日曜)の午後に縮小されます)。
「主題別討議」は、従前の「共通課題」討議の趣旨および意義を継承しつつも、これまでとは異なった方式を採用することによって、より濃密な討議の空間を創出しようとするものであり、評議員会によって決定され実行されます。したがって、「主題別討議」は、会員の自由な企画に委ねることをもととする「ワークショップ」とは、その性格を異にします。しかし、評議員会は、その企画にあたっては、ひろく会員から提案をいただきたいと考えております。
以上の趣旨に基づき、第60回大会(2009年度)における主題別討議の企画を募集します。つきましては、以下の要領にて、企画案をお寄せください。評議員会は、いただいたご提案をもとに十分な審議をつくし、会員諸氏の参加意欲を喚起しうるような「主題別討議」のプログラムの策定に努めますので、どうぞ奮ってご応募ください。
ただし、各主題での討議の実行委員は、評議員会にて決定いたします。いただいたご提案に沿った形でプログラムが策定されたときには、ご提案いただいた会員に、実行委員となってくださることをお願いすることになろうかと思われますが、いくつかのご提案を総合して策定されたプログラムにかんしては、どなたか適切な方に実行委員をお願いすることになります。この点も予めご了承ください。
[企画案にお書きいただくこと]
1.主題、および、その主題のもとで討議するにあたっての問
(主題は簡潔に、問は疑問文の形でお書きください)
2.その主題のもとで、共同で討議することの意義
(現代の研究動向をどう捉えた結果、当の主題のもとで討議することの意義をお認めになったのかを簡潔に記してください)
3.その主題について、目下考えられる諸主張とそれらの論拠
(可能であれば、プロとコントラの形でお書きください)
* 企画案のフォーマットについては、特に定めませんが、以上の3項目について、A4にて1枚程度で、おまとめくださいますようお願い致します。
[提出先]日本倫理学会事務局
(応募の際、必ず応募者の連絡先等[メールアドレス、住所、電話番号、所属]をお書き添え下さい)
[提出方法および期限]2008年8月11日(月)までに、メールあるいは郵送にて提出。
(メールの場合は送信日時が期限内であれば有効、郵送の場合は締め切り日必着)