第61回(2010年度)大会は慶應義塾大学にて、次の要領で開催されます。詳しいプログラムは、自由課題発表の決定後、第2回会報(9月発行予定)に掲載いたします。
【ワークショップ】(カッコ内が責任者です。)
期日 2010年10月8日(金) 18:00~20:00
会場 慶應義塾大学(三田キャンパス)
1. 動機付けと実践理性について:「ヒューム主義」の罪(中村隆文)
2. 初等・中等教育に対する倫理学の貢献可能性(新田孝彦)
3. 臨床哲学と公共的対話:ネオ・ソクラティク・ダイアローグ(NSD)の可能性
(會澤久仁子)
4. 「持続可能性」の基盤と射程(丸山徳次)
5. 教養教育としての倫理学(倫理学系科目)において、何をどう教えるのがよいか
(田村公江)
6. 性表現の倫理的問題(江口聡)
【自由課題発表】
期日 2010年10月9日(土)、10日(日) 両日とも午前
会場 慶應義塾大学(三田キャンパス)
【主題別討議】(カッコ内の*が責任者、その他は提題予定者です。)
期日 2010年10月9日(土) 午後
会場 慶應義塾大学(三田キャンパス)
1. 内在主義と外在主義―道徳判断と動機づけの関係について―
(*成田和信、奥田太郎、萩原理、田村圭一)
2. 道徳(徳)は教えられうるか(初等・中等教育における道徳教育)
(*荻野弘之、田中伸司、桑原直己、寺田俊郎)
3. 明治の思想における国家と個人
(*佐藤康邦、八木公正、平山洋、朴倍暎)
【会員総会・懇親会】
期日 2010年10月9日(土)
会場 慶應義塾大学(三田キャンパス)
【共通課題】
期日 2010年10月10日(日) 午後
会場 慶應義塾大学(三田キャンパス)
テーマ 『共感・共苦』
プログラムの構成と提題者(予定、カッコ内は提題者および特定質問者)
1. 司会者による趣旨説明
2. 第一提題報告 二つのSympathy―「共同体感覚」と「宇宙交感」
(提題者 神崎 繁)
3. 第二提題報告 共感にもとづく道徳と社会
(提題者 勢力尚雅)
4. 第三提題報告 「あはれ」をめぐる日本の倫理思想から
―共感・共苦はどのように終結するか―
(提題者 清水正之)
5. 特定質問者 (特定質問者 本間直樹)
6. 提題者からの回答
7. 休息
8. 全体討議