第66回大会を下記の要領で開催します。皆様のご参加をお待ちしています。内容の詳細などは、『大会報告集』をご覧ください。
1 期日 2015年10月2日(金)~10月4日(日)
2 会場 熊本大学 黒髪北キャンパス
3 日程 下のプログラムをご参照ください。
4 参加について 非会員の方も参加可能です。申し込み手続きは不要です(『大会報告集』は500円で販売いたします)。
5 懇親会について 懇親会の会費は5,000円を予定しています。
6 昼食等について 10月3日(土)は、大学構内の食堂が営業しております(営業時間は、11時30分から14時まで)。10月4日(日)は、大学構内の食堂は営業しておりません。昼食は各自ご用意ください。なお、大学より徒歩10分程度の場所にコンビニ・食堂・弁当屋があります。
7 その他 レジュメなどの配布物のコピーや、タクシー・宿泊等の手配は、各自でご用意ください。
10月2日(金) ワークショップ 18時30分~20時30分 (全学教育棟) |
1. 東日本大震災から見えてきたこと(3)――女・こどもの倫理(3)(C204)
(実施責任者:高橋久一郎 提題者:大口玲子、丸山徳次)
2. 徳倫理学ワークショップ(3) 生命・医療倫理学と徳倫理学(D201)
(実施責任者:立花幸司 提題者:伊吹友秀、門岡康弘、中澤栄輔)
3. 日本近代における「宗教哲学」の源流と形成(D202)
(実施責任者:山本伸裕 提題者:山本伸裕、長谷川琢哉、名和達宣、杉本耕一)
4. 「授業」をめぐる哲学カフェ――倫理・哲学の「授業」を考える(E204)
(実施責任者:五十嵐沙千子)
10月3日(土) 自由課題発表 8時30分受付開始、9時30分開会 (全学教育棟) |
9:30-10:10 南木 喜代恵 カントにおける人間性概念の解釈
10:20-11:00 今村 純子 廃墟を創造する――磯崎新、あるいは建築の倫理学
11:10-11:50 福嶋 揚 労働をめぐる神学的倫理学的考察―カール・バルトを手がかりとして─
★第2会場 (D201 / 司会:頼住光子)
9:30-10:10 服部 圭祐 「倫理」と「道徳」の差異について――和辻倫理学の「倫理学」的意義
10:20-11:00 伊藤 由希子 「良妻賢母」思想の初発点――下田歌子『良妻と賢母』をめぐって
11:10-11:50 高山 善光 「善」概念なき善――なぜ「純粋経験」は善であるとされるのか
★第3会場 (D202 / 司会:三嶋輝夫・奥田太郎)
9:30-10:10 中島 立博 プラトン『ポリティコス』における行為と徳
10:20-11:00 高石 憲明 トマス・アクィナス徳倫理学における思量と人間的自由について
11:10-11:50 渡辺 一弘 好奇心は徳か悪徳か ―ヒュームの場合―
★第4会場 (E204 / 司会:谷徹・轟孝夫)
9:30-10:10 鈴木 崇志 フッサールの他者論における「伝達の共同体」の位置づけ
10:20-11:00 高井 寛 ハイデガーにおける「共同存在」への問い
11:10-11:50 神谷 健 意味の理念性の解体とその動機について
10月3日(土) 主題別討議 13時30分~16時30分 (全学教育棟) |
実施責任者 荻原 理
渡辺 邦夫 「正しい行為」と徳倫理学
神崎 繁 徳倫理学と非還元的「自然主義」
立花 幸司 道徳教育の可能性―徳倫理学と経験科学の邂逅地点あるいは緩衝地帯として
■第2会場 (C202)平和主義の行方――“正戦”論の再検討
実施責任者 嘉指 信雄
松元 雅和 政治共同体の権利・再考――自衛戦争の道徳的根拠をめぐって
眞嶋 俊造 「自衛」戦争の倫理―正戦論が示唆すること
中山 智香子 経済的に合理的な「平和」を考える
■第3会場 (E203) 武士道論の再考
実施責任者 魚住 孝至
笠谷 和比古 徳川社会における武士と武士道
魚住 孝至 武士道論の再考――刀と剣術の視点から
栗原 剛 『言志四録』と『洗心洞劄記』―近世後期における武士の自意識をめぐる一考察
10月3日(土) 会員総会 16時40分~17時30分 (全学教育棟 C301) |
・議長選出
・会長挨拶
・平成二十六年度決算及び監査報告
・平成二十七年度予算
・一般会務報告
・和辻賞選考結果報告
・第六十七回大会開催校代表挨拶
・第六十七回大会共通課題テーマ関連報告
・その他
・閉会宣言
10月3日(土) 懇親会 17時50分~19時50分 (熊本大学生協FORICO) |
10月4日(日) 自由課題発表 8時30分受付開始、9時30分開会 (全学教育棟) |
9:30-10:10 戸谷 洋志 ヨーナスにおける責任原理の人間学的解釈の試み
10:20-11:00 橋爪 大輝 アーレントにおける思考
11:10-11:50 雨宮 徹 フランクルの「幸福追求のパラドックスの図」の解釈について
★第2会場 (D201 / 司会:山田忠彰・小出泰士)
09:30-10:10 池松 辰男 精神の三つの表現—ヘーゲル精神哲学における記号・言語概念の形成
10:20-11:00 谷山 弘太 ニーチェ『曙光』における「習俗の倫理」の問題―ニーチェは何故道徳を批判するのか?―
11:10-11:50 中原 真祐子 ベルクソンにおける「性格」の概念について
★第3会場 (D202/ 司会:高橋久一郎・蔵田伸雄)
09:30-10:10 犬飼 渉 実践的推論における構成手続きの意義について
10:20-11:00 小林 知恵 表出主義と反応依存性
11:10-11:50 佐々木 拓 責任帰属に必要なコントロールとは何か―依存症事例を手掛かりに
★第4会場 (E204 / 司会:児玉聡)
10:20-11:00 猪口 智広 ダナ・ハラウェイの「伴侶種」倫理の考察――共生と混淆の存在論に着目して
11:10-11:50 久保田 さゆり ペットとしての動物への配慮と野良犬・野良猫問題
10月4日(日)共通課題 「倫理教育の未来に向けて」 13時00分~17時00分 (全学教育棟 C301) |
直江 清隆「〈考える「倫理」〉を提案する――「倫理」とは何を教える科目か」
山田 圭一「高校「倫理」における知識・思考・対話の関係をどう考えるべきか」
井上 兼生「高校の現場から考える公民科「倫理」の課題」
司会者 木阪 貴行
特定質問者 苫野一徳