第67回大会を下記の要領で開催します。皆様のご参加をお待ちしています。内容の詳細などは、『大会報告集』をご覧ください。
1 期日 2016年9月30日(金)~10月2日(日)
2 会場 早稲田大学 国際会議場
3 日程 下のプログラムをご参照ください。
4 参加について 非会員の方も参加可能です。申し込み手続きは不要です(『大会報告集』は500円で販売いたします)。
5 懇親会について 懇親会の会費は3,000円を予定しています。
6 昼食等について 10月1日(土)は、大学構内の食堂が営業しております(営業時間は、10時30分から15時15分まで)。10月2日(日)は、大学構内の食堂は営業しておりません。昼食は各自ご用意ください。なお、大学から徒歩5分程度のところにコンビニがあります。
7 その他 レジュメなどの配布物のコピーや、タクシー・宿泊等の手配は、各自でご用意ください。
9月30日(金) ワークショップ 18時30分~20時30分 (国際会議場) |
1. 親密さの倫理 ――ポストハイデガーの分岐点――(共同研究室7)
(実施責任者:荒谷大輔 提題者:大澤真生、高井寛、橋爪大輝)
2. 東日本大震災から見えてきたこと(4)――5年目の「中仕切り」(第一会議室A)
(実施責任者:高橋久一郎 提題者:福嶋揚、宮野真生子)
3. 徳倫理学ワークショップ4 非アリストテレス的な徳倫理(1)(第一会議室B)
(実施責任者:立花幸司 提題者:早川正祐、相澤康隆)
4. 初等・中等教育に対する倫理学の貢献可能性(第二会議室)
(実施責任者:木阪貴行 提題者:木阪貴行、谷田増幸、山本智也)
5.性差別と倫理(第三会議室A)
(実施責任者、司会:佐藤靜 提題者:堀田義太郎、山本千晶、小手川正二郎
コメンテーター:安部彰)
6.「哲学カフェ」で倫理の「授業」を語る 「授業」を語る哲学カフェ(第三会議室B)
(実施責任者:五十嵐沙千子 共同実施者:津崎良典)
10月1日(土) 自由課題発表 9時00分受付開始、9時30分開会 (国際会議場) |
9:30-10:10 豊岡 めぐみ デカルトにおける「情念の治療法」
10:20-11:00 寅野 遼 スピノザの倫理学における「偶然」と「可能」
11:10-11:50 飯泉 佑介 絶対者と「我々」――ヘーゲル哲学の実践的意義を巡って
★第2会場 (第二会議室/ 司会:藤野寛)
9:30-10:10 山本 剛史 原発事故後の世代間倫理
10:20-11:00 遠藤 耕二 ウォルドロンのヘイト・スピーチ論と「他者に危害を及ぼす言葉」の考察
11:10-11:50 栗山 雅俊 偏向・極化問題と報道倫理~報道の自由と報道の客観性~
★第3会場 (第三会議室A/ 司会:木村純二)
9:30-10:10 大胡 高輝 親鸞における「歓喜」の複層性―『教行信証』における諸仏の喜びについて
10:20-11:00 河合 一樹 本居宣長の思想形成における「もののあはれ」論とその変容の原因
★第4会場 (第三会議室B/ 司会:渡辺邦夫・桑原直己)
9:30-10:10 茶谷 直人 アリストテレスにおける快の種的差異──J・S・ミルとの比較考察を通じて
10:20-11:00 芝元 航平 トマス・アクィナスにおける責務の意志論的根拠について
10月1日(土) 主題別討議 13時30分~16時30分 (国際会議場) |
実施責任者 奥田 太郎 討論者 木元 麻里
古田 徹也 現代の英米圏の倫理学における運の問題
近藤 智彦 運と幸福――ストア派・アンティオコス・キケロ
井上 彰 運の平等論をめぐる攻防―VS社会関係に基づく平等論の地平
■第2会場 (第二会議室)研究公正の最前線
実施責任者 水谷 雅彦 討論者 樫則章
眞嶋 俊造 問題解決指向型研究倫理教育プログラム開発に向けた一試論
:時系列にもとづく倫理的行動の優先順位付け意思決定モデルの検討
伊勢田 哲治 盗用や不適切な著者表示は本当に悪いことなのか
中村 征樹 研究不正再考―研究不正行為・好ましくない研究行為の類型学
■第3会場 (第三会議室)経済学と倫理学:二つの学と規範性、主観性、社会性
実施責任者 鈴木 真 対論者 徳重 公美
鈴木 真 経済学は倫理学を必要とするか: Partha Dasguptaにおける倫理的価値と事実の分離
玉手 慎太郎 経済学の主観主義的前提とその倫理的諸問題
瀧澤 弘和 「経済人(homo economicus)」から「制度をつくる人(homo instituens)」へ?
10月1日(土) 会員総会 16時40分~17時30分 (国際会議場 井深大記念ホール) |
・会長挨拶
・平成二十七年度決算及び監査報告
・平成二十八年度予算
・一般会務報告
・和辻賞選考結果報告・和辻賞授与
・名誉会員就任について
・次期事務局校代表挨拶
・第六十八回大会開催校代表挨拶
・第六十八回大会共通課題テーマ関連報告
・その他
10月1日(土) 懇親会 17時50分~19時50分 (早稲田大学 大隈ガーデンハウス) |
10月2日(日) 自由課題発表 9時00分受付開始、9時30分開会 (国際会議場) |
9:30-10:10 岸本 崇 ハイデガーの「責任」の解釈について
10:20-11:00 浅野 貴彦 シェーラーとハイデガー──哲学的人間学と現存在の形而上学
11:10-11:50 徳地 真弥 アクセル・ホネットの他者論
-対自存在の内的構成要素として他者をとらえることの有効性と限界
★第2会場 (第二会議室/ 司会:福間聡)
9:30-10:10 岩井 淳 『集合的選択と社会的厚生』における価値と倫理
――ナショナリズム・方法論的集合主義への批判とマルクスへの評価
10:20-11:00 佐々木 雄大 モラル・エコノミーは道徳的な経済か
11:10-11:50 五味 竜彦 道具的合理性の新潮流 ―Wide-Scope Viewを巡る議論から―
★第3会場 (第三会議室A/ 司会:上原雅文)
9:30-10:10 牧野 静 宮沢賢治の倫理観 ―殺生戒にまつわる創作を中心に―
10:20-11:00 大持 ほのか 久松真一における日本文化観−「心茶会」の活動を事例に
★第4会場(第三会議室B/ 司会:江口聡)
9:30-10:10 熊坂 元大 動物倫理を踏み越える『動物のいのち』
10:20-11:00 中村 信隆 人間の道徳的地位に程度の差は存在するか
10月2日(日)共通課題 「ナショナリズムの再検討」 13時00分~17時00分 (国際会議場 井深大記念ホール) |
施 光恒 リベラル・ナショナリズムの可能性
――新自由主義に基づくグローバル化の波に抗して
寺田 俊郎 コスモポリタニズムとナショナリズムの関係を考え直す
板東 洋介 古えへの夢想─日本ナショナリズムの批判的再検討
司会者 頼住 光子
特定質問者 岩崎 稔・嘉指 信雄