第68回大会を下記の要領で開催します。皆様のご参加をお待ちしています。内容の詳細などは、『大会報告集』をご覧ください。
1 期日 2017年10月6日(金)~10月8日(日)
2 会場 弘前大学 文京町キャンパス 総合教育棟
3 日程 下のプログラムをご参照ください。
4 参加について 非会員の方も参加可能です。申し込み手続きは不要です(『大会報告集』は500円で販売いたします)。
5 懇親会について 懇親会の会費は5,000円を予定しています。
6 昼食等について 10月7日(土)は、大学構内の食堂が営業しております(営業時間は、11時から14時30分まで)。10月8日(日)は、大学構内の食堂は営業しておりません。昼食は各自ご用意ください。なお、大学より徒歩1分の場所にコンビニがあり、徒歩5分程度のところに食堂・スーパーがあります。
7 その他 レジュメなどの配布物のコピーやパワーポイントなどの視覚資料に使用するPC、タクシー・宿泊等の手配は、各自でご用意ください。
10月6日(金) ワークショップ 18時00分~20時00分 (総合教育棟) |
1. 東日本大震災から見えてきたこと(5)(203)
(実施責任者:高橋久一郎 提題者:大小野原雅夫、横山道史)
2. 初等・中等教育に対する倫理学の貢献可能性(302)
(実施責任者:木阪貴行 提題者:澤田浩一、桑原直己)
3. 「人生の意味」の哲学的・倫理学的議論の可能性(303)
(実施責任者:蔵田伸雄 提題者:村山達也、吉沢文武、長門裕介)
4. 「哲学カフェ」についての哲学カフェ(304)
(実施責任者:五十嵐沙千子)
10月7日(土) 自由課題発表 9時00分受付開始、9時30分開会 (総合教育棟) |
9:30-10:10 吉岡 悠平 ヒュームにおけるIs-Ought問題
10:20-11:00 浜田 洋輔 人間道徳の起源とその固有性――ダーウィンの進化論的道徳説
11:10-11:50 鬼頭 葉子 ヌスバウムのあわれみ概念について
★第2会場 (302 / 司会:牧野英二)
9:30-10:10 栁田 詩織 カントにおける自由と道徳法則について
10:20-11:00 加藤 之敬 「天才」とは何者か―初期ニーチェの天才論―
11:10-11:50 荒木 和明 『生に対する歴史の利害について』における形而上学的な もの―正義と真理の観点から―
★第3会場 (303 / 司会:船木亨)
9:30-10:10 鈴木 康則 エリック・ヴェイユにおける「一貫した言説」の意義
10:20-11:00 見附 陽介 倫理は産業規範といかに向き合うか ――ル・コルビュジエの思想を手掛かりとして――
11:10-11:50 西岡 けいこ 絵画的身体の「最初のパロール」
―成人ろう者がろう児に物語るありさまから考察する― ★第4会場 (304 / 司会:鈴木真)
9:30-10:10 九鬼 一人 価値合理的倫理と「自己善」との、重なるところ/はみ だすところ
10:20-11:00 安倍 里美 価値と理由の関係は双条件的なのか ―価値のバックパッシング説明論の擁護―
11:10-11:50 蝶名林 亮 倫理自然主義と規範性
★第5会場 (305 / 司会:五十嵐沙千子)
9:30-10:10 櫻井 一成 実存の美学と物語的アイデンティティ論の相関可能性 ――アーレントの実存論を手がかりに
10:20-11:00 宮田 晃碩 約束の現象学 ――アーレント『人間の条件』を中心とする人格の同一性の問題の検討
11:10-11:50 阿部 里加 アーレントはなぜ自己欺瞞を問題としたのか ―デリダ『嘘の歴史』を手がかりに―
10月7日(土) 主題別討議 13時30分~16時30分 (総合教育棟) |
実施責任者 荒谷 大輔 対論者 池松 辰男
荒谷 大輔 神の摂理と自由意志:救済のエコノミー
山内 志朗 問題と概念の集蔵体としての『命題集』を読むために ――共同でテキストを踏破すること――
三重野 清顕 ドイツ観念論における自由の理論の思想史的背景
■第2会場 (201)ケアの倫理―その変遷と展開
実施責任者 田中 朋弘 対論者 品川 哲彦
安井 絢子 ケアの倫理の理論的変遷
小西 真理子 ケアの倫理における心理的なケア/依存――病理との関係をめぐって
早川 正祐 「ケアの倫理」に内在する認識論の展開にむけて
■第3会場 (301)近代日本仏教再考
実施責任者 吉村 均 対論者 渋谷 治美
大谷 栄一 信仰と社会倫理のあいだ ――田中智学、渡辺海旭、妹尾義郎の思想を中心に
岩田 文昭 近代家族観と日本人論―近角常観における「伝統」の再編成
吉村 均 伝統的仏教理解と近代的理解――空海・親鸞・和辻哲郎
10月7日(土) 会員総会 16時40分~17時30分 (総合教育棟・401) |
・会長挨拶
・平成二十八年度決算及び監査報告
・平成二十九年度予算
・一般会務報告
・和辻賞選考結果報告・和辻賞授与
・会費減額制度について
・第六十九回大会開催校代表挨拶
・第六十九回大会共通課題テーマ関連報告
・その他
10月7日(土) 懇親会 17時50分~19時50分 (弘前大学「スコーラム」) |
10月8日(日) 自由課題発表 9時00分受付開始、9時30分開会 (総合教育棟) |
11:10-11:50 上野 太祐 『葉隠』の「武」について
★第2会場 (302 / 司会:丸山徳次)
10:20-11:00 田鍋 良臣 ハイデッガーのメタポリティーク構想 ――「再始源化」をめぐって
11:10-11:50 真田 乃輔 マックス・シェーラー「認識と労働」における観想と実践
★第3会場 (303 / 司会:谷寿美)
10:20-11:00 田島 卓 エレミヤ書「新しい契約」と赦しの問題
11:10-11:50 島村 絵里子 B・ロナガンの認識論における倫理思想の発展可能性 ―「認識者」としての自己肯定から「行為者」としての 自己肯定へ―
★第4会場(304 / 司会:蔵田伸雄・土屋貴志)
9:30-10:10 冨田 絢矢 自律のためのメタ倫理学 ――R・M・ヘア『道徳の言語』の擁護――
10:20-11:00 久保田 さゆり動物にたいする「不必要」な危害と工場畜産
11:10-11:50 佐々木 拓 道徳的非難は可能か ――スキャンロンの非難の関係説の観点から――
★第5会場(305 / 司会:上村崇)
10:20-11:00 上野 哲 研究者倫理教育の目的・方法論の再検討
11:10-11:50 神山 和好 サムライ・エンジニア教育序説 ―高等専門学校倫理教育におけるアクテイブ・ラーニング
10月8日(日)共通課題 「倫理学と美学――倫理と美の関係の帰趨を展望しつつ――」 13時00分~17時00分 (総合教育棟・401) |
小川 真人 美学からみた「倫理学と美学」問題
伊藤 徹 美的経験の変容と倫理の別なかたち
山田 忠彰 倫理の終焉/芸術の終焉!?
司会者 藤野 寛
特定質問者 奥田太郎・宮野真生子